第4回編集教室 「企画」する技術~ベストセラーを生む企画には共通点がある
開催日:2016年9月15日(木)
会_場:DNPプラザ 2Fイベントゾーン
時_間:18:30 ~ 20:00
講_師:安藤 卓 氏(PHP研究所 常務取締役)
受講者:80名
1960年生まれ。慶応義塾大学卒業後、(株)PHP研究所に入社。『THE21』『ほんとうの時代』『Voice』の編集長を歴任後、出版局局長。綾小路きみまろ氏の処女作『有効期限の過ぎた亭主・賞味期限の切れた女房』、元上海総領事・杉本信行氏の『大地の咆哮』などのベストセラーを手掛ける。また坂東真理子氏『女性の品格』、樋口裕一氏『頭がいい人・悪い人の話し方』、池上彰氏『伝える力』などのミリオンセラーを会社一丸となって売り伸ばした経験を持つ。
本が売れない時代、どの出版社もベストセラーを出すのに躍起になっています。しかし、10万部を超えるような企画は容易には生み出せません。では、どうしたらよいのか? じつは過去のベストセラー(ノンフィクション系)にはいくつもの共通点があり、またさまざまな要素がからみあって生まれています。そこで、講師の安藤氏が、自社のみならず他社のベストセラーも分析したうえで導き出した代表的な「ベストセラーの方程式」を披露してくださいました。
それが、以下に述べた10項目です。
ベストセラーを作る方程式10項目
①「マスコミを活用できる本を作ること」
②「初めて本を出す人を発掘していく」
③「その道のプロであり、かつ自分で文章が書ける人を探す」
④「一流作家の持ち味を活かす」
⑤「過去にベストセラーを出した著者は再ブレイクする」
⑥「今売れている著者の絶版本を今風にリメイクして出す」
⑦「”悩みの最大公約数”をテーマにすること」
⑧「柳の下のどじょうに賭ける」
⑨「過去の財産の棚卸しをする」
⑩「ロングで売れるシリーズを開発する」
タイトルだけではなかなかどういうことかはっきり分かりづらいですが、今回は特別にその貴重な方程式10項目の解説を、「大人気!編集教室レポート!」のコーナーで詳しく全文でご紹介いたします。会場にこられなかった皆さんも安藤氏の講演を堪能してください。
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