30周年記念特別講演会&謝恩パーティ、盛況のうちに、無事閉幕。
2013年10月23日(水)、私学会館「アルカディア市ヶ谷」において開催された協会創立30周年記念特別講演会と謝恩パーティは、それぞれ160名以上の参加者を迎え、盛況のうちに幕を閉じました。
ご来場の皆様、また各方面よりいただいた御厚情に深く感謝いたします。
以下、それぞれの会の進行の模様をご報告いたします。
30周年記念特別講演会
午後4時より開催された30周年記念講演会は、柳井理事の司会進行で開会。主催者を代表する鈴木副理事長の挨拶に続いて講師の嵐山光三郎先生が登壇されました。
演題は「これから 出版の進む道」。
平凡社で『別冊・太陽』の編集長として活躍され、同社を退社後は仲間と共に設立した青人社で雑誌『DoLiVe 月刊ドリブ』を創刊。その後は作家として活躍されている嵐山先生の、豊富な経験に裏打ちされたお話しは聞く者の心をとらえて最後まで離しませんでした。
※写真をクリックしていただきますと、大きな画面で見ることができます。 | ||
お祝いのお花をいただきました
当日の会場入口には立派な花輪が並び、30周年記念式典の華やかな場の囲気を盛り上げていました。
お花は「日本ペンクラブ 会長 浅田次郎 様」、賛助会員である「大日本印刷株式会社様」、「日本書籍出版協会専務理事 中町英樹様」、「株式会社新学社 代表取締役会長 中井武文様」「教材研 様」「実業之日本社 代表取締役社長 村井秀夫様」の各位より頂戴いたしました。
30周年記念謝恩パーティ
謝恩パーティは、まず酒井理事長の挨拶から始まりました。30周年を記念する特別なパーティの開会を告げる挨拶とあって高ぶる気持ちと緊張の中で始まった理事長の挨拶でしたが、話されるうちにしだいに柔らかく温かな感謝の気持ちが会場いっぱいに広がりました。
続いて来賓を代表して日本書籍出版協会(通称:書協)専務理事の中町英樹様よりご挨拶をいただき、その後、日本ペンクラブの事務局長である吉澤一成様の御発声で乾杯をいたしました。
中町英樹様 |
吉澤一成様 |
乾杯でホッと緊張の解けた会場に歓談の輪が広がりました。
歓談の後、さらに来賓の方々にご挨拶をいただきました。
協会の一般書部会のお客様を代表してご挨拶いただいたのは株式会社新星出版社代表取締役社長の富永靖弘様、教材部門のお客様としてご挨拶いただいたのは、株式会社新学社代表取締役会長の中井武文様、企業出版部門のお客様代表として株式会社アサツー・ディ・ケイ統合ソリューションセンター役員補佐の近藤和正様より、それぞれご挨拶をいただきました。
ご来賓の皆様からは、当協会に対する熱い期待のお言葉をいただき、会員一同さらに身を引き締めて業務に邁進する覚悟を新たにしました。
富永靖弘様 |
中井武文様 |
近藤和正様 |
第8回日本編集制作大賞発表&授賞式
再度の歓談を挟んで、第8回日本編集制作大賞の発表と授賞式が行われました。
まず部門賞の発表があり、一般書部門賞は株式会社キャデック制作、株式会社ナツメ社発行の『世の中のふしぎ400』。教材部門賞は株式会社プランディット制作、株式会社JTBパブリッシング発行『キッズレッスン おふろシリーズ』。そして企業出版部門賞は株式会社エディット制作、タキイ種苗(しゅびょう)株式会社発行、『やさいだいすき』がそれぞれ受賞されました。
株式会社キャデック |
株式会社プランディット |
株式会社エディット |
そしていよいよクランプリの発表です。
会場が緊張に包まれる中、審査委員長の澤崎眞彦先生より大賞受賞作として株式会社FBIコミュニケーションズ制作、UDトラックス株式会社発行、『Going the Extra Mile -UD Trucks Stories』が告げられ、会場からは大きな賞賛の拍手が沸き起こりました。
株式会社FBIコミュニケーションズ |
各賞がそれぞれ受賞社に手渡された後、各審査委員からの講評がありました。
一般書部門の選考委員を務めて下さったのは、株式会社読書人代表取締役社長で上智大学名誉教授の植田康夫先生。教材部門の選考委員は澤崎眞彦先生。澤崎先生は東京学芸大学名誉教授、福山平成大学特任教授、日本教材学会常任理事、さらに教材学会の25周年記念出版『教材事典』の編集委員長でいらっしゃいます。澤崎先生には三名の審査委員を代表して審査委員長も務めていただきました。企業出版部門の審査委員は江戸川大学メディアコミュニケーション学部教授で内閣府政府広報アドバイザーの濱田逸郎先生にお願いいたしました。
植田康夫先生 |
澤崎眞彦先生 |
濱田逸郎先生 |
各部門の受賞社と審査委員の先生方との記念撮影です。
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会もそろそろ終盤に近づいた頃、今回の30周年記念事業実行委員会を代表して、会員社で第五代理事長の株式会社カルチャー・プロの須藤靖夫社長が感謝の言葉を述べられました。ちなみに今回実行委員会委員としてご尽力いただいたのは、株式会社アーク・コミュニケーションズの檜森雅美社長、株式会社アート工房の大坂日出男社長、株式会社エディットの小林哲夫社長、株式会社タカオ・アソシエイツの髙雄宏政社長、そして株式会社 ロム・インターナショナルの外山操社長です。
須藤社長によってその実行委員と理事会メンバーが壇上に呼び上げられ、参加者に対して各メンバーの紹介がありました。
写真左より鈴木副理事長(オフィス・サンタ)、池口美穂理事(フロンテア)、小谷昌宏理事(プランディット)、柳井貞樹理事(テープリライト)、酒井理事長(説話社)、須藤委員、檜森委員、大坂委員、小林委員、外山委員のみなさんです。
最後は須藤委員によって恒例の一本締めが行われ、30周年記念式典は無事幕を閉じることが出来ました。
講演をお引き受けいただいた嵐山光三郎先生、ご来賓各位をはじめ参加者の皆様、理事ならびに各実行委員の皆様、受付等々の仕事をお手伝いいただいた各会員社の社員の皆様に心より御礼申し上げます。