第3回 編集講座「日本語力を強化するには」
日 時 | : |
2012年7月26日(木) 18:30〜 |
場 所 | : |
レインディアホール |
参加人数 | : |
40名 |
講 師 | : |
幻冬舎 常務執行役員 編集・出版本部 第一編集局 志儀保博氏 |
第3回編集講座は、『13歳のハローワーク』『大往生したけりゃ医療とかかわるな』などの数々のベストセラーを生み出す幻冬舎から、タイトルづけで名高い志儀保博氏をお迎えし、「5万部10万部が当たり前のタイトルのつけ方」についてお話いただきました。
編集業務でセンスが問われるのが、タイトルのつけ方。その抜群のセンスを誇る志儀さんが、日ごろ心がけている言葉の磨き方についてユーモア溢れる語り口調で解説してくれました。
はじめに、タイトルとは「顔」であるとおっしゃる志儀さん。「タイトルと中身が違うのは悪か?」や「売れている本のタイトルをパクることはいけないことか?」など、編集者なら一度は悩む問題に触れながら、読者が思わず手にとってしまう言葉の響きや字面、そして構造について具体的に説明くださいました。最後は、日本語力を高めるための日々の過ごし方(週刊誌や中吊り、BLのタイトルを参考にするなど)をレクチャーいただき、言葉の持つ力について考えさせる講座となりました。