第7回 編集プロダクションフェア
5年ぶりのリアルな場での編集プロダクションフェア。会場から人が溢れんばかりの盛況ぶりでした。
開催日: | 2024年3月21日(木) | |
時 間: | 14:00~18:00 | |
場 所: | 日本出版クラブホール・会議室 | |
参加者: | 約 400名 | |
構 成: | ||
(1) 作品展示&会員社展示コーナー 18社出展。出展社の紹介は以下にあります。 https://www.ajec.or.jp/productionfair2024/ (2) 編集なんでも相談コーナー (3) 特別講演会 大塚啓志郎氏 (株式会社ライツ社 代表取締役/編集長) 講演タイトル「地方の小さな出版社、その躍進の秘密」 |
2024年3月21日(木)神保町の出版クラブホールにて、編集プロダクションフェアを実施しました。リアルな場での開催は2019年以来、実に5年ぶりとなります。
新型コロナウィルスが警戒されていた時期もオンラインでの編集プロダクションフェアは実施してまいりました。今回はコロナ明け、久々に実際に顔を突き合わせながら話ができる場だったということもあり、版元の方を中心に300名を超える来場者となり、出展社のスタッフなども合わせて、約400名ほどの人々が会するという盛況ぶりでした。
展示物を前にして、来場者と出展社である編集プロダクションのスタッフとの間で、熱のこもったやりとりがなされ、溢れんばかりの来場者と相まって、まさにまさに熱気に包まれたものとなりました。
また、特別講演は講師に、株式会社ライツ社の代表取締役/編集長である大塚啓志郎氏をお招きし、「地方の小さな出版社、その躍進の秘密」というタイトルで講演を行いました。
株式会社ライツ社は、2016年に創業。兵庫県明石市に拠点を置く出版社で、「書く力で、まっすぐに、照らす」(write、right、light)をモットーに、ビジネス書・実用書・児童書など様々なジャンルで、次から次と話題の本を刊行。重版率は60~70%を誇り、数々の10~30万部のヒット作品を生み出しています。
その躍進の秘密は何か。代表取締役兼編集長の大塚啓志郎氏に、株式会社ライツ社さんの出版・編集に掛ける思いを語っていただきました。
開催前から会場は満席になり、入場をお断りするほど、好評でした。
出版業界を取り巻く状況は、決して楽観できるものではありませんが、出版を支えていくうえで、編集プロダクションに期待されている役割が決して小さくないということを実感させられる催しとなりました。